社会に適応できる人が正しいとはかぎらない。
子供の頃、学校の先生の言うことはすべて正しいと思っていた。
でも今大人になって考えてみると、学校の先生も普通の人間であるわけで、
言うことすべてが正しいわけではなかった。
学校の先生だって、間違いだらけなのである。
学校という組織に適合できない子供は無理に集団行動を強いられて、
集団の中で生きなければいけないものと洗脳されてしまう。
はたして組織に適合できない、または集団行動が苦手な子供に無理に集団行動を強いるのはいかがなものか。
私はずっと、大人になった今でもこのことに疑問を感じている。
組織の中で立ち回りがうまく、まわりを動かしながら器用に生きていく能力もあれば、
組織に属さずに人とは違った視点で物事をとらえ、独創的に生きていく能力だってもっと認められていいと思う。
組織に適合できない者、社会不適合者であっても社会に出てから成功する者は多い。
なぜなら、彼らは既成概念からいつでも脱線できる人達だからだ。
決められたレールの上を走るだけでは新しい発想とアイデアは浮かばない。
社会不適合者は、新しい発想とアイデアがひらめきやすい環境にいるということだ。
組織に適合できないことは決して悪いことではなく、むしろ称賛されるべき才能なのかもしれない。
変わり者、変人扱いされたとしても気にすることは全くない。
人と比べて変わっているところがあるならば、それはその人の強味になり得るということなのだ。
なにもかもすべて、他人と同調して平均的な人間にならなくてもいい。
あなたという、この世でひとつだけの個性をつぶさないでいただきたい。
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