天才は努力をしない。
これは「天才だから努力を必要としない」という意味ではない。
天才は努力をしている自覚がない、と言ったほうが伝わりやすいかもしれない。
努力をしている自覚がないので努力する辛さを感じていない。
天才にとって努力するというより没頭する、のほうが近い表現なのかもしれない。
没頭しているということは無心で打ち込んでいるということだ。
こんな状態になれば、何時間何十時間でも打ち込んでいられるはずだ。
これは、天才を凡人に置き換えることが可能である。
つまり、凡人が没頭できるものを見つけ、それを無我夢中でやっていたら天才になれるということだ。
そこには計画性もなければ、目標なども定められていない。
ただ単純に好きなことをやっているだけだからだ。
天才はこのように没頭する時間の中で生きている。
結果、本人の自覚のないままに気が付いた時には何かを成し遂げていた、ということが起こるのだ。
成功とは、このようなプロセスを経て実現するのが望ましい。
というか、このプロセスを経て実現するのがほとんどではないだろうか。
努力している自覚すらない状態で努力するのだ。
もしかしたら、計画や目標を立てる暇もなく、すでに何かに打ち込んでしまっているのかもしれない。
この記事へのコメントはありません。